スポニチの紙面にかつて活躍した野球選手の写真集があった。

その中にかつて中日で活躍した異色のサイドスロー投手・小川健太郎の写真があった。

私は生まれが名古屋なので当然周りはドラゴンズ一色、

その中で子供は当時圧倒的に強かったジャイアンツファンも少しはいるという状況。

 

そんな中で小川選手が活躍していたのが私が小学校の頃だった。

私は不幸にして運動が得意でなかったので、

野球も好きではなかった。

しかし当時の子供の遊びの主流といえばまず野球だった。

 

小川選手は王選手に対して後にも先にも投手としては唯一の背面投げをしたそうだが、

子供の頃、他の子供達がその背面投げの真似をして遊んでいたような記憶が、

私の脳裏に子供時代の喧騒の音と共に微かに残っている。

 

それはともかくスポーツの、しかも昭和時代のスポーツの記録は私を熱くさせてくれる。

ついついその新聞の小川選手の記事にのめりこんでしまった。

黒い霧事件の記事も読んだ。

当時はそれこそひっくり返るような大変な大騒動だったわけだ。

そんな中で冤罪のような立場で巻き込まれた選手達も何人かいるような気がする。

 

私も小川健太郎に関する記事を読むにつけ感じるのだが、小川選手はぜったい悪い人には見えない。

むしろ快男児というべきだ。

並み居るスター選手の中でも実に魅力的な選手だった。

型にはまった球界の中で小川選手など異色中の異色の存在。

こういう人が野球界にいたことがあったと思うだけでも胸がすく。

 

黒い霧事件について、確かにヤクザとのカラミは良くないが

陰謀がからんでるような気もする。

その中で偉大な選手も沈んでいった残念な事実もある。

 

小川選手にしたって30歳からスタートして

まともにそのままやってたらどんなすごい記録を作っていただろうか!?

しかし逆に彼がまともにやっていたら、これほど人の記憶に残る選手になることはなかったかもしれない。

その他大勢の選手の一人に埋もれたいたかもしれない。